風ふけば風のあぜみち雨ふれば雨のあぜみち畦道にゐる オオバコはどこへ行ったのだらう砂利道で埃をかぶってゐたのに わたくしがゐなくなつてもこの庭に蛇苺あかくなつてゐる実 いままさに暮れてゆくそら茜色 できるはず だから耀いてゐた 暮れ残る空のあか…
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