巡りあるき

うたひながら夜道を帰るからつぽのひだりの胸に風がはいつた

短歌

沈丁花の花が開き始めたよ(*^^*)

葉に白い縁取りのあるこの沈丁花は我が家の沈丁花の分身。 伸びすぎた枝を剪定したものを挿し木にして、根付いた株を病院の庭に植えました。 ここで2年間、メドゥセージやミントの影に埋もれながら 少しずつ大きくなっていました。 昨年の秋、先端に赤い蕾が…

今年はここだったの…

ずいぶん高いところだね~ 向こうに長く伸びた枝にも小さいのが一つ ミツバツツジにも いつも、葉が落ちてから見つかるんだけど…大丈夫なの? でも、今年も無事に卵が残っててよかった。 去年は始まりから夏の盛りから秋…そしていつの間にか寒くなって年が明…

生まれて初めて縄を綯いました ♪

庭に生えている糸ススキを刈って、半日干してから硬いところを取り除き、見よう見まねでススキの縄を綯ってみました。 四苦八苦しながら、なんとか縄…のようなもの(^^;)になりました。 子供のころ、母や身のまわりの大人たちが、サラサラサラと手で藁やスス…

五月の庭

今日、5月1日は旧暦3月25日、暦の上ではまだ春なんですね~ 5月7日の新月からが旧暦の4月、こっからようやく夏! でもごらんのとおり、我が家の庭はすっかり夏模様で~す。 昨年のカマキリさんの予想通り、すでにぼーぼー^^; 食べきれなかった大根がピンクの…

クロッカス咲いて飼ひ猫寝しづまる

春は名のみの~♪のちょっと先に来ました。 やはりこの季節は好き。 子供の頃、アンゴラ兎三匹と山羊一匹、鶏4~5羽の世話をしていました。 ヤギとウサギは冬でも草をモリモリ食べます。 青草の少ない冬はウサギたちの草を探すのが大変でした。 学校から帰…

めいっぱい開いた今日のフクジュソウ閾値越へてひかる春の日

おたがひに離れて咲いてうつむいてもう一人立ち?スノードロップ そのあるかなきかの翳を一輪の花の内部に置き替へてゆく やんはりと誡められたらしいけどそとは雨降る如月の午後 ひろ

 山雀のほれそこほれここほれあそこ

北秋川支流、セト沢11月 昨日は今年の初句会。 友人二人と、もう3年以上やっているのですが、私はいつも短歌でお付き合い。 俳句の二人に「短歌って長ったらしくてめんどくさいのよね~」と言われながらも、短歌で参加しています。申し訳ないので、たまには…

今年のお正月様は賑やかです♪

昨年末…と言っても昨日だけど…^^; 例によって片づけはちっとも進まず…、 積み上げたままの本をしばらく読みふけってしまい、そのまま寝てしまったり… 結局、父母のお仏壇と神棚、そして円空さんとミーヤンダヤンのお骨の周り…。 なんとか整え終えて、ようや…

分ける 分け入る 割る わかった!

手を出せぬ私を見てゐるわたくしがいま鉄橋をわたりはじめた ひろ 「記憶の蔵」で物理のお話を聞いてきました。 前々回だったかな…講師の江本伸悟氏はお話のなかで「渦(うず)としての生命観」という事を示唆されました。伺ってすぐ、様々なことが連想され…

今年は庭で…アーティチョーク!

昨年、机の上で蕾の力だけで咲き切ったアーティチョークでしたが、今年は、庭の風通しと日当りの良い場所に移したら、蕾をたくさんつけました。 7月中旬に食べ頃な蕾(総苞)を5~6個採り、調理したものを一切れ戴いて食べてみました。とろりとしてほんの…

できるはず

風ふけば風のあぜみち雨ふれば雨のあぜみち畦道にゐる オオバコはどこへ行ったのだらう砂利道で埃をかぶってゐたのに わたくしがゐなくなつてもこの庭に蛇苺あかくなつてゐる実 いままさに暮れてゆくそら茜色 できるはず だから耀いてゐた 暮れ残る空のあか…

卯の花は日をもちながら曇りけり    千代女

欠けているぶぶんの月が廃校の棚に入っているのは秘密 笹井宏之 未来への問いはゆるゆる吸い込まれシーラカンスの水槽の中 岡井 隆 揺れてゐるわたしの中で凪いでゐるここは杳(とお)い何処かのやうだよ さしあたりことばをそこに置いてみるそしてしばらく…

闇夜の山あるき―ミッドナイトムーンライズハイク―

清里で、エコロジーキャンプに参加して来ました。八ヶ岳山麓の5月はようやくの春。この季節の清里は初めてです。あの飯盛山のてっぺんで“月の出を拝む”という内容に魅かれ、しばらくぶりの清里です。 仕事の関係で清里には10回以上来ていて、飯盛山にも同じ…

木の花草の花…都立薬用植物園

山茱萸 秋になると真っ赤な実になる フウの木の黄色い花 エゾエンゴサク エゾエンゴサクはじめにひかりがありましたひかりは哀しかつたのでした ひきよせてやがてなにかになりさうなあはいきもちがひきよせられる 風のない日の畦道の陽だまりは寝転んで空を…

那智の火祭り―熊野⑻

おーーーーつ 神よばふ声を轟かせ祓ひの火の矢つぎつぎ疾る 大松明の入場 八咫烏を先頭に神主の入場 7月14日、那智の滝までの国道はガラガラで車が全く走っていません。「おかしいねー人はあまり行かないのかなー」とかのんびり構えていたら大違い!到着して…

あらたまの年のはじめに素地彫りの円空仏に水仙たむく

円空ゆかりの岐阜県郡上市美並で、地元の円空研究者が鉈彫りした円空仏 2009年岐阜県郡上市美並粥川の山村会議郡上踊り交流会、じゃんけん敗者復活戦で勝ち抜き、くしくも^^; 我が家においで頂いた円空さん。 ~あらたまの~ 枕詞 語義は未詳 万葉集では<璞…

たまたまここに

よしやらうと思ってできることぢやないあつけらかんとしてるフリ フリ! なにもかも思ふとほりになつてゐる。なるやうにしか思はないもの 忘れよう、わすれてゐよう思ひだすこともなければなかつたことさ この寒菊 たまたまここに種が来て 根が出て芽が出て…

関係性の中から浮かび上がる「私」をうたう…

6月15日、≪短歌公開講座第3回「私」を歌う。≫が学士会館で開かれた。パネリストは馬場あき子、外塚喬、光森裕樹の三歌人。司会は佐伯裕子氏。馬場あき子氏と光森裕樹氏の歌が好きなので出席してみました。 それぞれ自薦の歌6首 を挙げ、それらの歌から受け取…

それでいいのだ

ふわふわを、つかんだことのかなしみの あれはおそらくしあわせでした 笹井宏之 たどりつく疲労のそこひ先のなき場所はいつでもさうだ、あかるい 光森裕樹 ゆすつても、ゆすつてもまたもとどほり 癖になつてるだけならいいが いつのまに着いたのだろう 通せ…

 「不思議」

私は不思議てたまらない 黒い雲からふる雨が 銀にひかっていることが。 私は不思議でたまらない 青い桑の葉たべている 蚕が白くなることが。 私は不思議でたまらない だれもいじらぬ夕顔が ひとりでぱらりと開くのが。 私は不思議でたまらない 誰にきいても…

岡井隆さんのお話

朝日カルチャーセンターから岡井隆氏の最終講義の案内が届いた。 知人に誘われた短歌の世界に興味を持った私は朝日カルチャーセンターの「現代短歌」講座に二年半ほど通った。その間の2011年3月11日、新宿の住友ビル7階で氏の講座を受講中あの大地震に遭遇し…

さくら咲きいぬ笑いぬ

見上げればすつぽりさくらに抱かれてわれはいつとき桜になりぬ 清雲寺のしだれ桜 あはははは明るく笑ふ花のした肺ゆ空洞ひたすら拡がる 仙波龍英 致死量がなくて効き目がどこまでも拡がってゐる飛花の真ん中 萩原裕幸 さくら満開で大喜びのわらいぬ さくらさ…

わすれる

ははのやうに笑へたらいい父のやうにかなしむことができたらいい 忘れてはいけないことと忘れなくてはならぬことは同じとおもふ