巡りあるき

うたひながら夜道を帰るからつぽのひだりの胸に風がはいつた

ムーゼの森の冬支度*

庭のススキの穂が少しずつ白くなり 泡黄金菊は小さな花弁を閉じてうつむき 野アザミの花は綿毛になって飛び立つ準備をしています。 病院の庭もそろそろ冬支度、絵本の森美術館の庭はどうなっているかな… 3度目の軽井沢ムーゼの森。 8月のムーゼの森はオミナ…

夕暮れ

秋明菊 夕暮れがおもむろに衣装を更える 老いたる樹々の梢の端が 夕暮れのため捧げ持つ衣装を。 眺めたまえ、すると君からいくつもの風光が分かれ拡がる。 一つの風光は空へ昇り、もう一つのは下へ落ちる。 どの眺めにも心の全部をゆだねずにいて、 あの無言…

上高地③ 河童橋⇔明神池 10/14

明神池に前穂高,明神岳が映り込んでいる。 神社の縁起によれば、上高地は神降地なのだそうです。 こんな場所があるんですね~ 明神池に生まれたちい~さな島。グラスふさふさ イワナかな…影が川底にうつっている。 イワカガミもいい色に染まって輝いている!…

上高地② 大正池~河童橋 10/14

穂高連峰の朝。うっすらと霧が湧いてきた 足元の柳の葉 陰になっている側の山にふわっと霧が立ち、すーっと消えた。 モフモフの苔。水位はあまり変わらないのかな…。 冬木成 春去来者 不喧有之 鳥毛来鳴奴 不開有之 花毛佐家礼杼 冬ごもり 春さり来れば 鳴か…

大正池~田代池 上高地① 10/13

家族の一人が遅い夏休みに入り、「山に行きたい」という事で、上高地に行くことになりました。写真を撮りに何度も来ている夫が案内役です。 山歩きは大好きですが、花目当ての事が多く、意外とこの季節に歩くことが少なかったな…と改めて思いました。秋もい…

カマキリさん何してるの?

10月8日、今期14ページ分の患者の会のお便りにカットをせっせと墨入れ中、一休みして、垣根になっているアケビを採ろうとサッシを開けると、いましたいました! カマキリさん! 毎年この時期になると、なぜかサッシに張り付いている。両鎌(手?)をそろえて…

分ける 分け入る 割る わかった!

手を出せぬ私を見てゐるわたくしがいま鉄橋をわたりはじめた ひろ 「記憶の蔵」で物理のお話を聞いてきました。 前々回だったかな…講師の江本伸悟氏はお話のなかで「渦(うず)としての生命観」という事を示唆されました。伺ってすぐ、様々なことが連想され…

カリガネソウがヒキオコシた物語^^;

この紫の花は昨年の12月初旬、園芸店の「お値段見直しました!」コーナーで買った2鉢の宿根草のひとつです。ラベルに「ヒキオコシ」という好きな野草の名前がついていたので、楽しみにしていました。他の一つは「クサボタン」。花も葉も枯れて、株もとには…

附して見る秋海棠の木末かな     子規

久しぶりに色紙を描きました。 わが家の庭の秋海棠。大好きな花の一つです。毎年たくさん咲いて、一足先に咲いてほっとしている都忘れを包み込んでしまいます。 ちょっと変わったかたちの花で、苞のような蕾から、ハート型の雌花と雄花がすっと出てきて、パ…

『寂しさの歌』と『座布団』

劇作家の平田オリザ氏は、ポリタスというサイトの「三つの寂しさと向き合う」という一文の中で、金子光晴の「寂しさの歌」を取り上げながら、私たちが今、踏みとどまって受け入れなければならない“3つの寂しさ”について示唆されています。 金子光晴の「寂し…

ムーゼの森の雨の秋

21日にまた軽井沢の「ムーゼの森」に行きました。 小雨の森はうすく霧がかかって 6月に来た時より、いっそう奥行き深く感じられました。 前回、ガーデンの主役を担っていたホスタ(擬宝珠)はたくさんの実をつけ、夏を乗り切ったその大きな葉は、海の男の肌…

今年は庭で…アーティチョーク!

昨年、机の上で蕾の力だけで咲き切ったアーティチョークでしたが、今年は、庭の風通しと日当りの良い場所に移したら、蕾をたくさんつけました。 7月中旬に食べ頃な蕾(総苞)を5~6個採り、調理したものを一切れ戴いて食べてみました。とろりとしてほんの…

久高島の夜明け2015/7/30

この海は、いつまでもジュゴンがゆったりと泳いでいる海です。 ただ弱いままのじぶんをそこに置く ひろ

できるはず

風ふけば風のあぜみち雨ふれば雨のあぜみち畦道にゐる オオバコはどこへ行ったのだらう砂利道で埃をかぶってゐたのに わたくしがゐなくなつてもこの庭に蛇苺あかくなつてゐる実 いままさに暮れてゆくそら茜色 できるはず だから耀いてゐた 暮れ残る空のあか…

ムーゼの森のナチュラルガーデン

木漏れ陽にゆれるオシダとギボシ お世話になった病院の庭に、少しずつ草花を植えさせて頂けることになった時、癌の手術後、近くの丘陵を毎日歩きながら、草花や野鳥、虫たちに出会えることが唯一の楽しみだったことを思い出しました。 病院の庭には寄贈され…

秩父修験の道

梅雨の晴れ間、木漏れ日が心地よい♪ 友人に誘われて、秩父を歩きはじめてからもう20年くらいになりますが、先日初めて、健脚の仲間と羊山公園~札所26番円融寺奥の院・岩井堂~27番大渕寺のコースを歩きました。 秩父盆地南側の山地を尾根伝いに東から西へ…

山桃の日陰と知らで通りけり    普羅

山桃の実が初めて熟しました。 引っ越して3年目くらいに、花蘇芳の木の隣に50㎝くらいの苗を植えました。少し離れたところに植えた柿の木は、もともと、やや大きな木だったのでぐんぐん伸び、5年目くらいから甘いのやら渋いのやら^^;毎年実ってくれました。 …

卯の花は日をもちながら曇りけり    千代女

欠けているぶぶんの月が廃校の棚に入っているのは秘密 笹井宏之 未来への問いはゆるゆる吸い込まれシーラカンスの水槽の中 岡井 隆 揺れてゐるわたしの中で凪いでゐるここは杳(とお)い何処かのやうだよ さしあたりことばをそこに置いてみるそしてしばらく…

!(((・◇・)))!

あれから9日。親ツバメは忙しい!! さっと来て,ぱっとあげてさっと行ってしまいました。 6匹もいたんですね~巣がこわれないかな… 一番右の子がちょっと心配。ちゃんと順番に虫が回って来てるのかな… 田んぼの稲も根付いてしっかりしてきました。 庭は、…

揺れる直前、山がわ~んと鳴りました。

空には少し雲が広がり、最高の札所巡り日和!札所1番四萬部寺から2番真福寺を巡ります、3回目のお参りになります。 施食殿 本堂右の施食殿には八角形の回転式のお厨子があり。毎年8月24日に施餓鬼供養が行われるそうです。回転式のお厨子は珍しい。 施食殿の…

 ““△△◇””!

黄色いくちばしが三つ見えました♪ まだ軟らかそうな平べったいくちばしが三つ並んでいました(^◇^) あ、親ツバメ! 親鳥が来るといっせいに大騒ぎです。 そういえば、 いつの間にか田は耕され、水が張られて田植えが始まり、スイカズラ(忍冬)の花の香り…

闇夜の山あるき―ミッドナイトムーンライズハイク―

清里で、エコロジーキャンプに参加して来ました。八ヶ岳山麓の5月はようやくの春。この季節の清里は初めてです。あの飯盛山のてっぺんで“月の出を拝む”という内容に魅かれ、しばらくぶりの清里です。 仕事の関係で清里には10回以上来ていて、飯盛山にも同じ…

あ、いたいた!よかった~

埼京線の駅に今年もツバメがやってきました♪ 駅に着くたびに、巣が気になっていたのですが、今年はなかなか姿が見えないので、思い切って駅員さんに聞いてみました。 まだ?と問ふわれに「いませんか?」とかへす駅員はきっとすこしうれしい ひろ これは2014…

キャットミントが咲きました(=^・^=)

空色のキャットミント。手前がノースポール、むこうに母子草 手入れさせていただいている病院の庭がいい感じになってきました。 一番手前がカラーとアヤメ、左の薔薇はオレンジ、大輪です(#^.^#) 我が家の庭では…。 mimiが狩りの真っ最中(@_@)!さてどこにい…

うつす・うつる・うつは・うつろ・うみ

少し前、吉増剛造さんの「蝶の翅・別の声」に立ち会いました。 震えは今もおさまらず、つぎつぎに眠っていたモノを呼び覚まし、思いがけないところから声がかかる… 吉増さんは途中「うつすって何だろう…。」とつぶやきました。 震災後、吉増さんは必死に読み…

新宿御苑でタヌキ!?

桜の花も一段落、八重桜はまだ咲いてるかな…と、新宿御苑に出かけました。 庭園は後回しにして、「母と子の森」方向にのんびり歩き。 日陰菫 蛇苺 …蝶 飛燕草(ヒエンソウ) 踊子草と飛燕草 ん!えっ? 狸!! 笹の中から2匹(夫婦?)現われ、しばらく若草…

汲むー越えてゆくものー

・・・ 頼りない生牡蠣のような感受性 それらを鍛える必要は少しもなかったのだな 年老いても咲きたての薔薇 柔らかく 外にむかってひらかれるのこそ難しい あらゆる仕事 すべてのいい仕事の核には 震える弱いアンテナが隠されている きっと…… わたくしもか…

久高島の3月 (3)

ヤマホロシ(ナス科) 鮮やかな花色にびっくり!本州にも同じ名前の花があるが、花はもっと小さい。 シマグワ もう実がなっている!ここ久高島はわかりませんが、沖縄でも1300年頃から養蚕が盛んに行われていたようです。私が体験した養蚕は群馬県なので、養…

久高島の3月 (2)

アダン(防風・防砂・食用・薬用) 宿泊交流館は夕食がついてないので、荷物を置いて食事のできそうなところを探さなければ、手持ちのパンとお菓子で過ごすしかない…。 なので、フェリー乗り場で見つけた「神の島久高島猫の巻マップ」を片手に島内を巡る。 …

木の花草の花…都立薬用植物園

山茱萸 秋になると真っ赤な実になる フウの木の黄色い花 エゾエンゴサク エゾエンゴサクはじめにひかりがありましたひかりは哀しかつたのでした ひきよせてやがてなにかになりさうなあはいきもちがひきよせられる 風のない日の畦道の陽だまりは寝転んで空を…