巡りあるき

うたひながら夜道を帰るからつぽのひだりの胸に風がはいつた

あこがれ

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海はあこがれですが

海に向かうと考えることを忘れてしまう

 

――――水平線が目の高さから離れない―――

 

なにかのぐあいで水平線が消えて

空だか海だかわからなくなっていたりすると

もうどうしてよいかわからない

だからいつも海に着くと

まっすぐ

海にむかって歩く 

(花をかかげて)