かわいのいわい
せわしいタマシイけたたましい
さもしいタマシイさわがしい
さかしいタマシイうっとうしい
まぶしいタマシイうとましい
つましいタマシイふてぶてしい
さみしいタマシイややこしい
やさしいタマシイもどかしい
きびしいタマシイあつかましい
むかしばなしははてもなし
あやかしあやなしはらごなし
なりわいにぎわいさいわいあじわい
こよいわいわいかわいのいわい
谷川俊太郎 「かわいのいわい」 (文芸別冊増補版)より 筆者抜書き
(同じ本をまた買ってしまった!)
ふたつよいこと さてないものよ ^_^;
この詩は河合隼雄氏の文化功労者顕彰祝賀会で祝辞に代えられたそうだ。
座は沸いたことだろう。
河合さんがまだお元気な頃、茂木健一郎さんとの対談を聞きに行った。茂木さんの突っ込みに河合さんがまさに絶妙なお返しをする、ライブ感あふれる対談だった。
K カウンセラーにも相性がある。
M 脳の中にミラーニューロンというのがあって、河合さんの中心をずらさず話を
聞くということが、患者さんの脳の中に映って行ってるんじゃないかなあ…
K うんうん…科学は進歩してるからどうなるかわからない。
M 明るくやっている。
K 明るくやってるということで、無理がある。
M アーそうか、公開カウンセリングになっちゃった!
K 後悔しないでください。(爆笑)
この記事は “ひろ・こと” ブログから引っ越しました。