巡りあるき

うたひながら夜道を帰るからつぽのひだりの胸に風がはいつた

玉川上水らいふライン

 知人に誘われて玉川上水ライフらいんprojecに出かけました。

最寄駅の吉祥寺はいきなりの桜の開花で大賑わい!f:id:miyasakihiro:20130323170118j:plain 井の頭公園の桜(3/23)

しばらくぶりに乗った中央線は快速のはずがちっとも快速でない。まるで八高線…。

待ち合わせ時間多すぎ~(+o+)おかげで?少々遅刻してしまった瀬能誠之氏の「牟田分水と牟田田圃」~玉川上水いま昔~のお話は大変興味深かった。

江戸の昔はまず、井之頭池・善福寺池・妙正寺池の湧水から引いた神田上水。それに多摩川から引いた玉川上水が加わり、東京都になってさらに利根川・荒川・相模川の水系が加わって人口の増加を支えて来たという。う~ん都市って凄い…たとえは悪いが癌細胞のような…どんどん新生血管を作って増殖していく…

f:id:miyasakihiro:20130323165528j:plain 井之頭公園の桜と人(3/23)

さて、その増殖細胞の一員として10代後半から東京都民となった私にとって、玉川上水は、かれこれ40年のなが~いお付き合い。いつも生活のそばに玉川上水がありました。少しずつ取水堰に近い方に移動しましたけど…。いつまでも緑豊かな水の流れでいてほしいです。最近気になっているのは、上水に沿って生えている椚などの雑木が、老化して来ているんじゃないかな~ということ。どんぐりの木がこんなに太く大きくなっているのは、玉川上水できて以来の事かも…。

午後の部は、ヴォイスパフォーマー巻上公一さんによるワークショップ。

将に《からだ・こえ・未知の世界を切りひらく!》のタイトル通り、詰まっていた気の流れがほぐされ、解き放たれるような…楽しい体験でしたヽ(^o^)丿

玉川上水らいふラインprojectは、4・5・9・10・11月の第3日曜に、玉川上水の傍らで無料で立ち寄れる小さな茶屋を出していて、今年は小平、立川などに予定しているそうです。ぜひお出かけください。