巡りあるき

うたひながら夜道を帰るからつぽのひだりの胸に風がはいつた

直前に友人がキャンセル、で、私一人の湯布院行き

  白鷺はじっと立ちつくす白鷺とひとつながりの影のしづけさ

  f:id:miyasakihiro:20100423175442j:plain 雨上がりの由布岳

いきなりの一人旅は少し不安、でもまあ…何とかなるでしょう。

一人…そうだ,久しぶりにスケッチをしてみよう。

 

あちこちにまだ水たまりが残る湯布院は、ちょっと寒いけれど 春。

宿に荷物を置き、川に沿った道を山に向かって歩いてみました。

由布岳がありそうな辺りは、まだ雲がかかっています。

湯布院は山に囲まれた小さな盆地。

お盆の平らな所には水田と市街が広がり、お盆の縁にあたるところには、

棚田や民家、ホテルや旅館のような大きな建物も見えます。       

               f:id:miyasakihiro:20130406190422j:plain湯布院の夕暮れ    

 

しばらくぶりの野外スケッチ開始。

彩色が一段落したところで、ふと周りをみれば、あたりは夕暮れていた。