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巡りあるき

うたひながら夜道を帰るからつぽのひだりの胸に風がはいつた

カラムシ織はシャキッ・さらさら…手触りいいな~

4月24日から福島県三春にトキメキ満載の旅に出た。お目当ては滝桜、岩盤浴、玄侑さんの座禅、会津線コトコト列車の旅。ついでに鶴ヶ城の桜^_^;

郡山に集合、磐越西線会津若松

三春の岩盤浴が気に入って時々通っている友人のおすすめ、七日町の田楽屋さんで昼食。焼き味噌のかおりが食欲をそそる。続いて、野口英世記念館そば、レトロな珈琲館のまろやかコーヒーでひと息

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外はぽつぽつ、雨が降り始めました。

さて鶴ヶ城へ。バス停まで歩く、バスは5分で来る♪

バス停の後ろは、川越の蔵造りによく似た黒塗りのどっしりしたお店。ガラス戸を覗くと、店の主が帳場に座って手招きしている。思わず、「時間ないけどちょっとだけ~」と、足を踏み入れちゃった。店内は天井が高く、立派なしつらえ。眼を落すと、すぐまえに“カラムシ織”の文字が見えた。

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えっ!と思い、「カラムシ織って、あのカラムシ織ですか?」と言ってしまった。店の主人は笑いながら立ち上がり、「カラムシ織を知ってるんですか?カラムシという草から糸を作って織るんですよ。昭和村というところで、今保存運動もしていて、見学を希望すれば見せてくれますよ。」と教えてくれました。

カラムシで編んだ涼しそうな帽子も二つ並んでいる。今朝家を出る時帽子を忘れてしまったので「欲しいなあ…」と思いましたが、かなりの予算不足(T_T)

 あきらめてお礼を言って出ようとすると、「2階で古いお雛様を展示してますからどうぞ。」と勧められました。なので、同行の3人に「ねえ、バス一本遅らせてもいい?」と相談に行き、OKが出て、みんなで拝見することになりました。

売り場は畳敷きでしたが、キャビネットや箪笥は堂々とした洋風な作りで、カーブした階段は舞踏会の舞台のように素敵でした。

二階には、漆器や花嫁衣裳などと一緒に、古雛が飾られていて、お道具など失われている物もあるようでしたが、落ち着いた色調で風格の感じられるお雛様でした。

雨はやみそうもないし、帽子は次の機会にして、カラムシ織のカード入れを買ってお店を後にしました。

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バスで鶴ヶ城へ。鶴ヶ城の桜は満開。あちこちに今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」のポスターが見える。…のためにという事でもないと思うが、鶴ヶ城は昨年、屋根をもともとの会津赤瓦に葺き替えて、お色直しをしたそうだ。

赤瓦は満開の桜の淡いピンクと溶け合って、やわらかな雰囲気を醸し出していました。ドラマの八重さんのイメージとちょっと違うかな…。

雨の鶴ヶ城の桜はじっと耐えているようで、でも微笑んでいるようにもみえました。

 

 濡れて咲くさくらはふつと目をそらす

 

  待つてゐて待つてゐてさくらふる雨に出合つて咲いてまだ待つてゐる

 

  

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 f:id:miyasakihiro:20130424154644j:plain 鶴ヶ城の石垣はきちんとしているな~

 

旅のあと、リュックのポケットのカード入れが、カラムシ織に交代して、スイカのタッチをするたびに、カラムシ織のさらさらした手触りを楽しんでいる。