これが見納め?(T_T) 青梅梅の公園
黄色い!節分草
友人からいきなり10:00青梅駅ホーム集合のメールが入った。
事前の予定は12:00昭和記念公園ゲート前集合^^; とりあえず電車に飛び乗る。
3月26日
友人の話では、近年、青梅の梅の木にウィルスが入り込み、立派な梅の古木が次々に切られてしまって。青梅線日向和田近くの梅の公園では、やむなくこの4月からほとんどの梅の木を伐採しなければならなくなったのだそうだ。
伐採された木(ワッフル状の切れ込み)
「垣通し」が咲いている
それで、今年の3月31日で日影和田(ひかげわだ)の梅の公園の梅が見納めになってしまうので、雨が降りそうだけどとにかく行きましょう!という事でした。
《梅の公園》の原木
枝の下方が枯れたウィルスの入った木
伐りかぶの周りに植えた福寿草
多摩住まいの私たちにとって、かれこれ長いお付き合いの梅林でした。まだ梅の木が生えそろっていない頃から、遠足やハイキングに何度も訪れたおなじみの公園です。梅の木が無くなったらどうなるのだろう…。
土の中にもウィルスが入っているというから、元通りになるのはかなり時間がかかるだろうな…。立派な木にも、植えたばかりの若木にも、まだつぼみがびっしりついた木にも伐採予定のテープが巻きつけてありました。
元気なフキノトウ・ナズナ・タネツケバナ・イヌフグリ・ノビル…ヽ(^o^)丿
帰り道で遠くの方から見つけた!こんな所に<菊咲きイチゲ>!(*^O^*)!
時間はかかるかもしれないけど、いったん梅の公園になる前の、もとの雑木の山に還して、地力をつけてよみがえってほしいな~
去ることを腑に落としてゐる春の雨
スミレ
観梅のみなさまへ
吉野梅郷とウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス=PPV)
ウメやモモなどに感染する植物ウイルス「ウメ輪紋ウイルス」が平成21年、青梅市内で確認されました。
青梅市全域では、本ウイルスの防除のため、これまでに約2万6千本の梅樹(植木、苗木を含む。)が処分されています。なかでも実梅の生産のみならず観光面においても被害が甚大なのが、観梅の名所「吉野梅郷」で、すでに1万本を超える梅樹が伐採処分されましたが未だ終息に至っておりません。
このような厳しい状況におかれている中、本年も約4万7千平方メートルの敷地内に約80品種、1,266本の梅を有する全国有数の観梅名所であります「梅の公園」を中心として、3月1日から約1か月間「吉野梅郷梅まつり」を開催することといたしました。
なお、梅まつり終了後には非常に惜しまれますが、早期の防除および再生・復興のため、梅の公園内の全ての梅樹の伐採が予定されております。
現在、吉野梅郷をふたたび梅の名所として甦らせようと「梅の里再生計画」のもと、青梅市をはじめ生産農家の方や地元商店・観光事業者等の方々が一丸となり全力をあげて再生・復興に取り組んでおり、昨年12月にはボランティアの協力により「福寿草」と「日本スイセン」が梅の公園内に植栽されました。
来年以降につきましても、再び梅樹が植栽されるまでの間、「吉野梅郷」地区では、3月を中心に「花」をテーマとしたイベントを計画して参ります。
観梅のみなさまには、こうした現状をご理解願いますとともに、近い将来、梅樹植栽の安全が確認された暁には、梅の名所「吉野梅郷」として必ず再生・復興いたしますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
平成26年2月 青 梅 市 (一社)青梅市観光協会 吉野梅郷観光協会 より
*ウメ輪紋ウイルスとは
このウイルス病は、アブラムシが媒介するもので葉に輪紋等が生じるほか、果実の表面にまだら模様があらわれ、商品価値が損なわれたり、成熟前に落果することがあります。なお、このウイルスは、植物(ウメ、モモ、スモモ、など【サクラ属】の果樹)に感染するものであり、人間や動物に感染することは全くなく、また感染している梅の果実(梅干し、梅関連商品を含む。)を食べても健康に影響はございません。