鳥海山のふところは深いなあ…
けふもまた鳥海山のいただきはすっぽり雲に隠されてゐる
秋田と山形の県境に居座り、海岸からドンとそびえたつ鳥海山に行ってきました。鳥海山は1974年(昭和49年)に小噴火。今も活きている火の山です。
姿は出羽富士と呼ばれるほどの美形(^^)v 標高2236m、東北で二番目の高山です。
いや~しかし、後程アップしますが、なかなか手ごわい山でした。(T_T)
山懐の豊かな伏流水は日中も川霧が立ち、緑の層はぶ厚く深く、やさしく厳しい。
岩の下からほとばしる伏流水
山アジサイ、これが自然の姿
楮の実。甘くて美味しいよ(^O^)
金峰神社の狛犬は凛々しい! 印を結ぶ千手観音?両手に蓮かな?
金峰神社にはチョウクライロ山という“土舞台”があり、毎年6月の例大祭にチョウウクライロ舞(国指定無形文化財)が奉納されるそうです。不思議な言葉なので、土地の人に「こちらの言葉でどんな意味ですか」と聞いたところ「こんな言葉はない、神社のいわれでは、長く久しく生きるという意味の言葉(長久生容)だそうです」と。
宝物殿の説明には、慈覚大師が鳥海山の手長足長という悪鬼を退治した際八講祭を行い、神恩に感謝して・・とある。手長足長とは先住の人を言うのか、鳥海山の噴火を言うのか…。いずれにしろ、鳥海山は山そのものが大物忌神として祀られ、繰り返す噴火は神の怒りで、出羽地方における蝦夷反乱の不吉な前兆とされていた時代があったようです。
・約2500年前の地震?で山頂付近が大崩落、象潟の島々ができる。
・866年 富士山爆発
・871年 (貞観13)鳥海山噴火
・878年 元慶の乱=秋田の蝦夷たちが独立を要求した乱。鎮圧に手こずった朝廷は
秋田言葉を話せる小野春風を指名して懐柔した。(T_T)
・1804年 象潟地震→象潟陸地化、
この時小滝地区陥没⇒小滝のチョウクライロ舞?(土舞台)
土舞台
大地も山も海も休むことなく動き続けている!
ここにも又
-火と水-のダイナミズムが深く静かに進行しているようです
波動…かな
奈曽の白滝
奈曽の滝ずずずずずずずと小刻みにうはばみ草を揺らして濡らす
どおおおおどおおおおおおこのノイズ山がおらぶか滝がおらぶか
鳥海にはばまれしばしとどまりしH2O海へとくだる