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巡りあるき

うたひながら夜道を帰るからつぽのひだりの胸に風がはいつた

附して見る秋海棠の木末かな     子規

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久しぶりに色紙を描きました。

わが家の庭の秋海棠。大好きな花の一つです。毎年たくさん咲いて、一足先に咲いてほっとしている都忘れを包み込んでしまいます。

ちょっと変わったかたちの花で、苞のような蕾から、ハート型の雌花と雄花がすっと出てきて、パカッとハートが開くと、まんまるの黄色い雄蕊が飛び出てきます。

受粉するとロケットのような形の種になります。

 

この花は、実家の庭にあったものです。群馬の姉の家でも毎年たくさん咲いています。

青梅の多摩川沿いにも、野生化したものがところどころ群生していますが、もともとは中国原産の多年草で、日本には江戸時代に渡来したそうです。葉腋にむかごのような肉芽ができ、コロコロと地面に落ちて新しい苗になります。まるい球根のような根茎を持ち、土壌の水分を保持する力に優れていて、表土流失防止にも用いられるそうです。

 

色紙には、帯津先生の一言とサインが入って、患者さん達にさし上げているので、いつも、なんとなく同じような構図になってしまいます…^^;

 

  そのほとり秋海棠の濡れやすし     夜半