カリガネソウがヒキオコシた物語^^;
この紫の花は昨年の12月初旬、園芸店の「お値段見直しました!」コーナーで買った2鉢の宿根草のひとつです。ラベルに「ヒキオコシ」という好きな野草の名前がついていたので、楽しみにしていました。他の一つは「クサボタン」。花も葉も枯れて、株もとにはヒョロヒョロと細い新苗が生えていました。
梅雨が明ける頃から、二つともぐんぐん大きくなりましたが、お盆が過ぎる頃から、この花の方が少しずつ大きくなり、クサボタンを抜きました。
9月に入ると、丸い蕾?がたくさん付き、シルバーウィークで満開!
ヒキオコシにしては花が大きく、色も鮮やかなので、品種改良されてるのかな…?と思っていました。
台風の後の、倒れた草花の手入れをしていると、「この花、きれいですね。」と声をかけてくれた患者さんがいました。私は、「ヒキオコシといって、旅先で倒れた人もこの花の○○で元気に立ち上がるという意味なんだそうです…」と話すつもりで、○○が何だったか忘れ、とっさに、ちょっと匂いがキツイ花だったので、葉っぱを千切りながら「この強烈な匂いで…」と言ってしまいました(T_T)
でも、何となくヒキオコシの花より花が大きいし、花の形も違うような気がして、写真を撮って帰り、野草図鑑で調べてみました。
この花は〈カリガネソウ〉でした。<(_ _)>すみません。
二重に間違ってしまいました。ごめんなさい。
ヒキオコシはどこへ行っちゃったのだろう…。
でも、「ヒキオコシ」が、倒れて気を失いかけた人に葉を噛ませると、その強烈な苦さで意識を取り戻すと言われた…という事は、図鑑に書いてありました。
で・・・
この花を引き起こしてみると、陰で〈クサボタン〉がひっそり…咲いていました。
これは入笠山のクサボタン。右のピンクの花はトウバナです。