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巡りあるき

うたひながら夜道を帰るからつぽのひだりの胸に風がはいつた

今年のお正月様は賑やかです♪

短歌

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昨年末…と言っても昨日だけど…^^;

例によって片づけはちっとも進まず…、

積み上げたままの本をしばらく読みふけってしまい、そのまま寝てしまったり…

結局、父母のお仏壇と神棚、そして円空さんとミーヤンダヤンのお骨の周り…。

なんとか整え終えて、ようやく年越し準備です~

(お日様は待ちきれず、向うへ行ってしまいました)

さて、庭に出てみると、

満月蠟梅ほぼ満開。寒紅梅も八分咲き!円空さんの水仙も今年は六分咲きです。

とりあえず松葉と熊笹を7か所分。あとは大急ぎで庭のみんなから少しずつ。

で、今年はこんなに賑やかになってしまいました。

花好きだった母のお仏壇には、撫子にバラ蠟梅紅梅万両と大賑わいです。

お正月様をお迎えしながら、いつの間にか美男蔓が赤い実を付けているのを見つけて驚きました。植えた覚えはないので、鳥たちが運んできたのでしょう。

f:id:miyasakihiro:20151231171311j:plain左が万両の実、右が美男蔓

・サネカズラ(実葛)マツブサ科 別名:びなんかずら(美男蔓)。

 茎の粘液は鬢付け油の原料になったり、和紙を造る際の糊として使わ

 れ、果実は南五味子として、強壮剤や咳止済に用いられたそうです。

f:id:miyasakihiro:20151125124415j:plainこれは鎌倉円覚寺にあった美男蔓11/25

古くから人々の暮らしのそばにあった植物らしく、万葉集にもさねかずら(サナカズラ)を素材にした歌がいくつかあります。

 さねかずらのちも逢ふやと夢のみにうけひわたりて年はへにつつ

 核葛 後相 夢耳 受日度 年経乍            柿本人麻呂

 

 玉くしげ覆ふをやすみ明けていなば君が名はあれどわが名し惜しも

 玉くしげ 覆乎安美 開而行者 君名者雖有 吾名之惜裳  

                                    鏡王女

  鏡王女への返歌

 玉くしげみむろの山のさなかずらさ寝ずはつひにありかつましじ

 玉くしげ 将見圓山乃 狭名葛 佐不寝者遂尓 有勝麻之自

                                    藤原鎌足

 

さねかずら(核葛)は古名サナカズラといい、『逢う』の枕詞として使われたようですが、人麻呂さんの歌はまだしも、鏡王女と藤原鎌足のやり取りはどうも…ドロドロ感があるような…。

詠み人知らずのうたのほうが、力強くて素敵だと思います。 

 

  あしひきの 山さな葛 もみつまで 妹に遭はずや あが恋ひ居らむ 

  足引之 山佐奈葛 黄變及 妹尓不相哉 吾戀将居   作者不詳