巡りあるき

うたひながら夜道を帰るからつぽのひだりの胸に風がはいつた

ちょっと前の三敬ガーデン

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雪が降るまえの、石蕗とメキシカンセージ。

石蕗もセージも晩秋の陽ざしのなかで、のびのび…。

うしろは柏葉紫陽花、葉が紅く色づいて、もう一花咲かせています。

その向こうのビヨウヤナギの藪の中に?蜂の巣がありました。

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上の写真のこちら側、左上の緑がビヨウ柳(常緑です)

手前の黄色い花は、匂いマリーゴールド、甘い香り。

この花は、毎年うす紫のランタナと場所取り(^^;)合戦を展開しています。

今年はどうやらランタナ(藤紫の小花)が押され気味…

消えたかな…と心配していたエキナセアの顔も見えます。

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左下から右上に伸びる銅葉がランタナです。がんばれ~

あれっ!いつのまに十薬さん!!

  

しばらく前、NHKのドキュメント番組で、宮崎駿さんが、❝頭で歩く人❞のCG映像を見て、「見続けることが出来ない」と言い切っていた。

ほっとした。

宮崎さんが見たい動きは、ご自身の手描きの中からしか生まれないのかな…。

宮崎駿氏が思わず、「俺が見たかったのは、これだった!」

と、叫んでしまう…

そんなアニメクリエーターさん、

きっとどこかにいると思う。

 

f:id:miyasakihiro:20161113140711j:plain姫蔓蕎麦

離れたところの花壇に一株植えたら、種が飛んでこんなところで元気です。

鎌倉の円覚寺の石垣にも、かわいい小花が絨毯の様に咲いていました。

最近よく見かけるようになったグランドカバー用の何気ない花ですが、

円覚寺さんで大事にされていて、うれしかった。

 

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内モンゴル、エレグナ湿地の草花。(2016/8月)

金水引、吾亦紅、昔蓬、釣鐘人参?鴉の豌豆…等々

日本でよく見かける花や

似ているけど少し違う…。

見たことないけどきれいだなあ…。

という花々が競い合って、普通に咲いていました。

 

 

 

 

田んぼのタヌキ

 f:id:miyasakihiro:20161030223235j:plain写真が撮れませんでした。

病院の自転車置き場のフェンスの向こう

田んぼの畔でかたまっている

びしょびしょタヌキと目があった!

 

えっ狸!…あなた狸なの?

私もびっくりしていたけれど

あちらもびっくりしていたようだ

 

えっ狸!?

でも、猫じゃない…よね、その顔は

じっとこちらを見ている顔は

なんだか悲しそうだけど…。

 

「うんわたし。タヌキと呼ばれているらしいです」 

 

どうして こんなところに しかもいまごろ お前がいるの

用水路の水がなくなったので

帰りの道がわからなくなっちゃった?

それとも去年、西の畑の夏草の

繁みの中のぽっかりまるい

ベットの跡はお前だったの

うれしいな。

あなたがそばにいてくれて。

 

 

こちら側のこの庭もいい夏草がびっしり生えて

虫もカエルもシジュウカラも黄揚羽蝶もやってきて

去年はカマキリさんの卵が2ヶ所、青筋揚羽さんもひらひら…

そして今年はクマ蜂さんとまさかの狸のあなたに会えた!

 

こんな時間にこんなところでばったり私に会うなんて

狸さん、あんたは狸の世界では ひょっとして変わり者?

(私とおなじ性格らしい)

それとも何か 大地震とか…大きな変動、起こりそう?

 

それはともかく、

田んぼの水も落とされて、稲穂はたわわで重たそう

なのでもうすぐ稲刈りが始まるよ。

むこうの早稲(わせ)は早々に刈り取りが終わっているようだし…。

この田んぼにも、もうすぐコンバインが入ると思う

いまのうち、どこかこんもりした繁みがあって

冬ごもり

できるところをさがしてください

 

 

このあたり、

昔は窪地で水はけの悪い原っぱだったようだけど

ひょっとして、あなたはむかし昔のその昔から

代々ここに棲みついて いた狸?

この水路には少し前まで一年中、水が流れていたんでしょ

鮒や泥鰌やザリガニがわさわさ暮らしていたんでしょ

 

ところが水路はいつのまに、コンクリートでかためられ

水は田植えの時期しか来ない。

 

 

あたしらあとからやって来て

手あたり次第あんたらの

餌場を荒らすふらちな

…すまないね。

でもね 

こっちはこっちでこっちも大変

…すまないね

 

私はわたしでこの庭を

ふらりあなたが紛れ込み、何事も無く

通り過ぎ、そしてふらりとまた来てくれる…そんな庭にしてゆきたい

私が庭仕事 出来る間は

 

 

 

 

 

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生まれて初めて縄を綯いました ♪

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庭に生えている糸ススキを刈って、半日干してから硬いところを取り除き、見よう見まねでススキの縄を綯ってみました。

四苦八苦しながら、なんとか縄…のようなもの(^^;)になりました。

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子供のころ、母や身のまわりの大人たちが、サラサラサラと手で藁やススキを縒り合わせ、縄を綯っているのをよく見かけました。

小さい時から「自分でも縄綯いやってみたいな~」と思って、綯い方を教わろうとしたのですが、大人たちは忙しそうで相手にしてくれませんでした。

とても面白そうなので、じっと見ていると、テキトーに藁を二束つまみ、両手をクロスさせるようにして、太いほうから捩じりはじめ、何回か手をこすり合わせると、手の下からするすると縄が出てきます。時々藁をつぎ足し、できた縄を足で押さえながらどんどん綯い進んでいました。

簡単そうに見えました。

教えてくれる人はもう、誰もいなくなってしまったので、縄綯う人になりきって床に座り込み、枯れたススキを二束手にして綯い始めました。

力を入れたり抜いたりしながらススキを縒り合わそうとするのですが、イメージ通りにススキが絡まってくれません!二つに分けたススキの束がひとかたまりになってしまう!

それでも何とか、必要な長さの縄のようなもの…ができて、

新盆の棚ができました。

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送り盆をすませ、20・21日は2016年「未来」東京大会。「未来」の大会参加は2回目、今回は思い切って「未来」の歌会にも出席しました。

大会テーマは「詩歌の未来からの声」

基調講演される岡井隆さんはもうほとんど『翁』。

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そういえば、大会一日目は私にとって、お能の舞台…のようでもあった…ような。

客席にいて、演目の流れは見えていたものの、謡いの言葉が聞き取れなくて、まさに門外漢。演者の話す言葉が少しずつ体に馴染んで、ようやく聞き取れるようになったパネルディスカッションは、4人のパネラーのお話が興味深く、お一人お一人の話をもっときちんと聞きたかった気もします。

参加してよかった!と思ったのが‟ポエトリーリーディング

声ってすごいな

ご本人の姿を拝見しつつ、言葉が音声になり、息づかいと共に、声のトーンや緩急が加わって  詩やうた  が立ちあがる。

文字として書かれた<うた>はある意味、

楽譜のようなものかもしれない…と思いました。

 

二日目の歌会は「未来」8月号に出詠した歌の中から一首、歌評していただきました。

 8月号の出詠歌

 カマキリのかあさん子供たちみんな元気に巣立つたみたい、留守だよ

 空のある窓はおほきく開けて「さあ、切符はしつかり持つてゐなさい」

 ひめじをんはるじをんゆらゆら風にゆれる野蒜は伸びすぎてゐる

 ハハコグサのあしもと赤き蛇苺かたすみのチチコグサ茫茫

 雨が来た。ほこりのにほひ立ちあがるほこりに雨がくるくるまはる

 倒れ伏すだいこんの花十字花みんなクイッとあかるい方へ

 そこだけは月の時間がゆつくりと欠けては満ちてまたかけてゆく

 

2番目の歌をお願いしました。

 *短歌として読むと幼く、言葉が足りないような気がします。

  ほかの作品を見ると、意識的にそうしているのかもしれないとも思える。

  絵本のような情景が浮かぶ。旅立ちがキーワードかな…。

 *いろいろ工夫しているんだね。この人は文語の定型を通過していない人。

  この人に文語定型を勉強することを勧める。

  もう一つ別の味わいが生まれてきます。

  若い人も、文語定型はある程度マスターしておくべきでしょうね。(岡井)

 

やはり、もうちょっとまともな縄を綯うには

『せめて謡いの文言くらい、聞き取れるよう精進しなさい。』という事らしい。

 あまり若くないけど…できるかな…。