巡りあるき

うたひながら夜道を帰るからつぽのひだりの胸に風がはいつた

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

神内(コウノウチ)神社  ―熊野(6)

神内(こうのうち)神社は子安の神様。 入口の鳥居をくぐってすぐ、人間の赤ちゃんくらいの岩を抱き込んだホルトの木があり、子安の木と呼ばれて、子安神社の由来を物語っています。 陽は沈み、こんもり暗い 森…。 せせらぎに沿ってまっすぐ、西に向かって参道…

新しいノートにうたをひとつづつ置いてはあるき歩きてはおく

満開の染井吉野のただなかのやうでもあつたあのまなざしは 去年、知人の展覧会でうちの一代前の猫にそっくりなイラスト入りのノートを見つけました。 ほぼ一年、お骨のそばに置いてあったのですが、この一月から使ってみることにしました。改めてよく見れば…

あらたまの年のはじめに素地彫りの円空仏に水仙たむく

円空ゆかりの岐阜県郡上市美並で、地元の円空研究者が鉈彫りした円空仏 2009年岐阜県郡上市美並粥川の山村会議郡上踊り交流会、じゃんけん敗者復活戦で勝ち抜き、くしくも^^; 我が家においで頂いた円空さん。 ~あらたまの~ 枕詞 語義は未詳 万葉集では<璞…