ブナの森から一気に日本海へ・・
緩んだ雪渓に畏れをなして、早めに下山してしまったので、5合目で甘酒を飲みながらバスを待つ。
甘酒300円-米麹がお粥みたい!とろりとして美味しい!さすが鳥海山(^O^)
山を下りる直前、鳥海山の頂上が見えた。
白滝旅館に戻り、お願いしておいた昼食の蕎麦を頂き、女将お勧めの“獅子が鼻湿原”へ行くことにする。お蕎麦には天ぷらと、前日友人と採ったゼンマイとタラの芽が美味しく炊いて添えてあった(^^♪
しかも、お昼寝・湿原への送迎まで!!ありがとうございましたっ!
・獅子が鼻湿原
地元象潟も力を入れているらしく、ツアー客で賑わっている。木道が整備され、歩きやすい。秋田杉が伐られ、駐車場拡張工事の真っ最中。
ウバユリ
アイヌ語でトウレプ。根茎は穀物より重要な食材。
森の精霊が腰かける…という橅の木。伐りかぶの脇から出た新芽が空に向かって伸びた姿かな。「燭台」というような表示がされていた。
炭焼き窯
この公園内に26基も窯跡があるそうだ。江戸時代後期より、ブナやミズナラを枝をのこしつつ伐って、木の成長を待ちながらの循環型持続可能な炭作りを行っていた。
炭焼きの絶えた今、切り株から次々幹を立ち上げ成長したブナが「あがりこ大王」や「精霊の腰かけ」と名付けられ、観光に一役買っている。
大型バスが駐車し、賑わっていたが、おおかたのツアー客は通り過ぎて行くだけなのだという…
あがりこ大王
株の少し上から枝が伸びているから、“あがりこ”と言うと説明のある、堂々とした橅の木。
友人は、真ん中にある枝が、子供が伸びあがっているように見えるね!と言っていたが、治療の跡や、ワイヤーで大枝を保護したりしてあり、大切にされている。
熊野の大楠もそうだったけど、《木》には、そこに芽生えてから今までの時間のすべてが記されているな~としみじみ思う。そしてそれは、芽生えて3年5年の若木も同じなのかな~と思う…。
鳥脚升麻(トリアシショウマ)
これより一気に海。
弁慶草
撫子
日本海の夕日。明日は象潟を巡ります。