紀伊長島 -熊野-⑵
よりそいて小さき家々たちならぶ紀伊長島の時ゆるらなり
紀伊長島は小さな港町。
古い時代から開けていた港のようです。場所的にも港にピッタリの地形!こぢんまりとした家々が立ち並び、ゆったりとした暮らしぶりが窺がえます。
鏡神社
長島の浜は夕凪鳶が舞ひ翁瘤媼瘤くすのき千年
うぶすなの杜の楠もしかしてトトロが昼寝をしているのかも~
瘤をたくさんつけた楠の古木に唖然(';')
凄いなあ…どれだけの時間此処にいるんだろう
ずーーーーっと長島の浜風を受け止め受け流し…取り入れて…
少しずつ少しずつ、枝をひろげている…
凄いなあ…、敬意というか、お手上げというか…
でもなんとなく親しみ感じるな~
お爺さんとお婆さんの顔みたいなユーモラスな瘤のせいかな~
苦労が重なって出来た大きな瘤…
古い傷の跡?それとも養分をたくわえた福の瘤?
瘤と癌てなんか似てるし…^^;
とにかく凄いな~!
自然にいろいろ話しかけてしまう…。
手水舎と本殿の間に水路があり、勢いよく水が流れています。その少し上手に、水の湧き出ているところがありました。鏡神社は水の湧き出る場所でもあるようです。楠の古木はその水に守られているのでしょうか、それとも楠があるから水が湧き出ているのかな?
サササッと動くモノありあれは何!蟹?蟹!蟹だ!奔る赤い蟹
手水舎のコンクリートの上を、何かがサササッと動きまわっている!真っ赤な蟹!
よく見ると、水路の石垣の隙間からも赤い蟹が顔をのぞかせています。山に居る沢蟹よりずっと大きくて、真っ赤なのでびっくり!これって海のカニ??
神社裏の湧き水
さっそく、水と緋(火)のおでましだー!(^^)!