夏の終わりの長雨のあいのある日の庭です。
あれ!
うっすらと陽がさしたナチュラルガーデンの草むらに
揚羽蝶が2匹…
このカメラ、ズームできないから…
そーっとそーっと
(/ω\)
失礼しました・・・
柚子の木も山椒の木も植えてあるからね♪
こぼれ種とバラ蒔きした百日草が咲き始めました。
紫蘇も鳳仙花も一緒です。
5月ころからず-っと咲いてくれてます。
垣通しや姫岩垂草と一緒にこんもり…
今年、半夏生は咲く時期を決めかねて
化粧しないまま秋を迎えてしまったようです
フェンスの向こうでは、ミントの白花に白い蝶。
ミントの花の蜜はミントのすっきりした良い香りがするだろうな~
そして甘い浜茄子の実は鳥も黄金虫も大好物!
端からモリモリ食べてくれちゃいます。
寶槻の実は年配の患者さんに人気。
どんどん大きくなるコスモスの手前のダリア。
このダリアは園芸店で50円だったかなあ・・
ビニール袋の中で細長く芽を延ばしていて、廃棄寸前でした
今年はいつもより元気!
鮮やかなピンクの花を次々咲かせています。
それでは本日はこれまで。
「おくるみ」
秋海棠
思い出は
おくるみのように
あったかくて
そっとおくるみに
くるまってねむってみる。
2011年1月 宇梶静江 「ヤイコイタク」(ひとりごと)
松明花(ベルガモット)
熾火(おきび)をたくさん残して
松明花が雨の中で最後の明かりをかざしています。
夏が過ぎて秋が来ました。
それにしてもよく降りますね~
「おくるみ」は古布刺繍作家宇梶さんの作品。
宇梶さんには、当時民映研のあった浅草橋のギャラリーで
刺繍展のオープンに合わせて見えた時、少しだけお話を伺うことが出来ました。
それより少し前、私は池袋のポポタムで宇梶さんの絵本「ふき神さまのお告げ」
の原画を拝見していて、古布の質感と色彩、肌理、縫い目…お話との響き合い…
そして絶妙な位置に配されるモレウ模様等…の不思議さ…に目を見張りました。
浅草橋のその日、刺繍展の作品を拝見しながら
以前から気になっていた刺繍模様の縫い目の流れについて質問しました。それは
目に見える模様のラインのひとまとまりと、刺繍してゆく縫い目のラインのひとまとまりとが少し違うらしいという事についてでした。
宇梶さんは
「そうです。そのラインを自由に組み合わせ変化させることで、どのような模様もできます。大切なラインです。」とにっこりされました。
さて左の松明花。元々はもっと左の隣地そばにあったのですが、
いつの間にかここまで歩いて!
…というか、倒れては種をこぼし…倒れては種をこぼし…
…で、ここまでやって来ました。
今日も雨ですが…元気です。
いきなりで失礼ですが(;^ω^)
雨続きで…
お気に入りの5本指靴下のほころびを、繕いました。
針箱を引っ張り出したのは何年ぶりかな~
出来た!
子供のころ
穴が開いてしまった足袋を母が繕ってくれたのを思い出します。
足袋ですよ!
穴を繕った足袋を履いて下駄を履いて小学校に通った!(^^)!
[
居心地のいい 気のおけるところへ
いられるべくして いられるところへ
帰っておいでね・・・・
そこには あなたの
いにしえからのメッセージである
記憶
その記憶の中で見た
花が咲いているよ
・・・・
2011年7月26日 宇梶静江 「あなたへの手紙」より
富士山に登ってきました~
ここは富士山のあの頂上付近の!あの白い雪の中!
山開きすこし前の6月某日。
天気予報は雨、それもかなり激しい…
でも出かけました。
行ってみなけりゃわ・か・ら・な・い・♡
152号から富士山スカイラインへ…
道路に木の枝やら落ち葉やらが散乱、倒木の一本は道の右側を塞いでいました。
車のすぐ前を鹿の群れがゆっくり横切り、狸がノソノソ…。
あちらはなんだこりゃ?…という表情。車の中は大喜び♪
さて、富士宮口五合目。小雨ぱらぱら…でも大丈夫かも。。。
おにぎりを頬張り、装備を確認し、用を足す。
午前2時45分?
真っ暗闇の中、登山開始。
富士市街の夜景
有明の月
東の空
モンゴルの夜明けを思い出すな~
月がくっきりして白くて近かった。
西の空
レンズを何層にも重ねたような雲が見えた。
六合目
宝永火口は鉄錆色。ゆるやかなカーブが生き物のよう。。。
大きな岩をワイヤで固定している。(新七合目あたり)
元祖七合目!
本日はここまで~。
いや~来てみるもんですね~
登ってみなけりゃ見えない景色があるんですね~
(七合目で登ったといえるん?=悪友(=_=))
富士山のこのあたりからはもう現世というよりあの世…
宇宙スケール!ヽ(^o^)丿
頂上…
やっぱり行ってみたいな~
下ってひと休み
この辺りは、足元に植物の姿が見えます。
左の岩には苔のようなものが…
苔(地衣類)で、ある情景を思い出します。
以前も書いた事のある、民族文化映像研究所のアチックフォーラム
その日は「トナカイは風のものだよ」というサーメの記録映画の上映会でした。
所長の姫田氏は極地のトナカイが〈レーンラーベン〉という
苔を食べて生き抜いていることを取り上げ、
「岩だらけの場所に最初にとりつくのが苔。次に生えるのは何だろう…」
と参加者に問いかけかけました。
中の中年男性が「先ず木が根付くのではないか。木は土の無い岩のすき間に生えている。草は土がないと無理でしょう。」と
私も以前、浅間の鬼押し出しに教材のヤシャブシの実を取りに行った時のことを思い出し、「木の方が先だと思います。」と答えた。
姫田氏は「どちらが先かという事は調べてみればわかることと思いますが、それよりも、私はサーメの人たちが、風を和らげてくれる白樺の木を大切にして、生活の様々な場面で活用している様子を見てきました。」
そして
「レーンラーベンの生えている大きな岩の下に、
土のようなものが崩れているのを見つけ
<レーンラーベンが岩を溶かしている!>と思った。
<レーンラーベンの粘液のようなものがあの固い岩を溶かしている。>と、
その時確信したんです。」と続けました。
今年の5月、ダーウィンルーム第1回清水博ゼミで清水博氏が
・・・「生物(役者)が進化しているだけでなく、その居場所(舞台)も
そしてそのドラマ(共存在)も進化しています。こういう変化が
地球という<いのち>のドラマの劇場に起きてきたのです。・・・と。
タカネイワヤナギ
スゲ